INTRODUCTION
かつて一世を風靡した光GENJIの諸星和己、大沢樹生が20年ぶりにタッグを組んだ!大澤樹生自らがメガホンをとった本作は、二人の幼馴染が刑事と極道になり、互いの意地や誇りの為に衝突する漢たちの友情を描く。
主人公の新米刑事・鷹村和也役を演じるのは元”光GENJI”の諸星和己、対する鷹村の幼なじみの極道、鷲尾誠司役に扮するは同グループで同じ時代を共に過ごした大沢樹生。その他にも田中律子、小沢仁志、IZAM、ビートきよしなど、個性的なキャラクターが脇を固めている。大澤は兼ねてからの希望で監督も兼任し、第一作目とは思えぬ熟練の演出を披露。早くも大物の風格を漂わせる仕上がりだ。
在籍当時から“不仲説”が囁かれ続けた諸星・大沢だが、本作の完成披露記者会見ではその噂を全面肯定。ギリギリのトークで報道陣を煙にまいた二人のコンビネーションは本編中でも健在だ。かつての親友を守るためときに厳しく、ときに優しく攻防を繰り広げる鷹村と鷲尾。散り散りになったライバル二人が再び交わる時、激しい熱気を帯びた作品が生まれる。
STORY
鷹村和也(諸星和己)と鷲尾誠司(大沢樹生)は昔からの幼なじみ。高校卒業から20年、鷹村は警察官、鷲尾は極道として正反対の人生を歩んでいた。 そんな折、麻薬取締り法違反の現行犯逮捕の手柄を立てた鷹村は念願の刑事となる。それは兼ねてからの鷹村の願いを叶えるため鷲尾が仕組んだ策だった。久しぶりの再会を喜ぶのもつかの間、鷲尾が所属する組織と敵対組織によって麻薬がらみの抗争が勃発する。鷹村は捜査のために鷲尾に接触を試みる。 「俺とお前は交われない」 かつて親友だったふたりの男の意地と誇りが激突する…。