STORY
旅芸人一座の座長から「芝居で使う刀がなくなったので調査して欲しい」という依頼を受けた玲二が調査のために一座に潜入し、やがて刀の背後にある真相に辿り着く
前回の事件から、半ば冷やかしのように多くの依頼人が訪れる「紅伊探偵事務所」。そのほとんどが仕事の依頼ではなく、有名になった玲二を見たいだけの人たちだ。その中に玲二に憧れて事務所で働きたいという一人の若者がやってくる。彼の名前は柳沢龍輔。弥生は、急に失踪した彰二の代わりに龍輔を雇うことにする。 二人が組んだ最初の依頼は「芝居で使う刀がなくなったので調査して欲しい」という仕事。依頼主は旅芸人一座の座長。実は無くなった刀というのは竹光ではなく、真剣だった! 何故、真剣があったのか?そして誰が持って行ったのか?調査のために旅の一座に潜入することになる玲二と龍輔。そこで分かったのは、文化財ほどの高価な日本刀が海外へ密売されているという真相、そしてそれはヤクザの資金源になっていることだった。
証拠をつかみ、警察の手にゆだねようとしたとしたまさにその時、身元がバレた二人に魔の手が忍び寄ることに・・・。
しかし事件はそれだけではなかった、この調査の裏で「紅伊探偵事務所」を舞台にした大きな陰謀が徐々に表に現れることに、そのカギを握るのは、一体誰なのか・・・・