STORY
90年代、香港の街に多く存在していた態度の悪いタクシー運転手たちから着想を得たハーマン・ヤウ監督が、『八仙飯店之人肉饅頭』のアンソニー・ウォンと2度目のタッグを組み、タクシー運転手を相手に壮絶な復讐を繰り広げる男を描いた社会派バイオレンスムービー。保険会社で働いているキン(ウォン)は、仕事も家庭も充実し、幸せな生活を送っていた。ところがある日、妊娠中の妻をタクシーに引きずられて亡くしてしまう。悲しみに暮れる日々が続くも、街中で遭遇する悪質なタクシー運転手に憎悪を募らせていったキンは、ついにひとりの運転手を殺害。取り返しのつかないことをしたと思いながらも奇妙な達成感を覚えたキンは、悪質なタクシー運転手に対して次々と厳しい制裁を加えていく。日本では未公開が続いていたが、2015年8月、90年代香港映画特集『スーパークレイジー極悪列伝』にて日本初公開!