EVENT
映画『ゴーストダイアリーズ』舞台挨拶開催!
9/11(土)・12(日)池袋HUMAXシネマズにて上映後に出演者らが登壇し、舞台挨拶を開催しました。
本作の主題歌にのせ、W主演の北村諒、日向野祥がそれぞれ登壇し、舞台挨拶が始まった。本作が、9/10(金)より公開が始まったことに対して北村は「準備して仕上げてきたものを皆様の元にお届けすることができて、幸せだなと思います。」としみじみ。日向野も「製作から考えると1年以上前から関わって、あっという間だったんですけど、ここまで来られたことを嬉しく思います。」と笑顔を見せた。
そこから去年の夏、非常に暑い中行われた撮影当時を各々が振り返ることに。お互いの第一印象について聞かれた北村は日向野について「デカっ!」と一言。少し不服そうな日向野を横目に、撮影から公開まで関わっていくにつれて、「寡黙な役柄を演じているイメージがあったけど、とんだ天然でした。」と冗談で会場を沸かせた。一方、日向野は「モデルさんでもあるからなのか、写真と実物が変わらなかった。」と絶賛。北村に勝てると思うところはどこかと聞かれた際には、思わず「無いよ!」と即答。終始、北村を褒めちぎった。
田舎の民宿での撮影となった本作のように、自然の中での生活への興味について話が及ぶと、北村は「老後は田舎でのんびり過ごしたいなっていうのはありますね。山とか川とか良いですね。」と語る。日向野は「僕は海の方がいいですね。湘南エリアの生まれですけど、地元民って意外と海行かないので。」と身近に自然を感じてきた故のあるあるを明かした。
本作で田舎の民宿での事件を解決した2人は、次はどこへ出かけるかという話に。フリーライターの雅役を演じた日向野は「秘境の温泉を記事にしようとするのに、嫌々(慎一にも)付き合ってほしいな。」と今後の展望を語った。加えて「幽霊からの依頼を受ける窓口の人になってほしい。」と北村演じる慎一の、幽霊と交信できる能力の今後に期待を寄せる。しかし、当の北村は「僕は、幽霊の魂を自分の体に憑依させて、戦いたい。雅(日向野)には大きな本をもって付いてきてほしいな。」と名作漫画「シャーマンキング」のオマージュを披露。それに合わせ日向野は、「え?掃除機じゃなくて?」とこちらも名作映画「ゴーストバスターズ」を踏まえた返答で応戦。本作のタイトルにもある“ゴースト”に引っ掛けた、絶妙な食い違いで観客を楽しませた。
成仏できずにいた幽霊を救う本作のストーリーを踏まえ、死ぬまでにこれだけはやっておきたいことはあるかと聞かれた日向野は「レッドカーペットを歩かないと、死ねないかな。」と静かに熱のこもったコメント。北村もこれに賛同し、「俺もぱっと思い浮かんだのはレッドカーペットだったんですけど、でもそれを(日向野が)言うだろうなと思ったんで、譲りました。大人でしょ?」といたずらっぽい笑顔を見せ、どこまでも日向野よりも一枚上手な北村だった。
舞台挨拶の最後には、「僕たち出演者もそうですけど、こういう時期を乗り越えた沢山のスタッフさんたちの想いも(映画を観て)受け取ってほしい。」と座組愛を感じさせるコメントも。北村は「作品を届けられる嬉しい気持ちを、改めて味わわせてくれた作品。多くの人に広めていただけたらとても嬉しいです。」と、温かな拍手に包まれつつ舞台挨拶を終えた。