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怪獣と老人

CAST

【出演】

  • 村瀬継蔵
  • 映画『カミノフデ 怪獣たちのいる島』関係者たち
  • /若林哲行(語り)

【スタッフ】

監督
中野伸郎

プロデューサー
小川 剛

主題歌
増岡謙一郎(ペリカンオーバードライブ)

協力
有限会社ツエニー/株式会社フリース/特撮のDNA/「カミノフデ」製作委員会

製作・配給
ユナイテッドエンタテインメント

2025年/日本/カラー  ©2025「怪獣と老人」 

INTRODUCTION

昨年10月にこの世を去った、レジェンド特撮造形師・村瀬継蔵。昨年には、特撮映画『カミノフデ ~怪獣たちのいる島~』の総監督も務めた村瀬を、8年に及んで追いかけた記録がドキュメンタリー映画『怪獣と老人』としてこの度、公開となる。監督は、テレビ東京を中心としたバラエティ番組を担当しながら、MBS「情熱大陸」にて斎藤工や華原朋美などドキュメンタリーも数多く演出するフリーディレクターの中野伸郎。あるテレビ番組にて村瀬と知り合い、(映画『カミノフデ』の元となる)プロット「神筆」を見せてもらったことをきっかけに、密着を開始した。主題歌にはペリカンオーバードライブの増岡謙一郎。語りを、テレビ朝日ドラマ『はぐれ刑事純情派』で刑事・今井哲也役を演じたことでもお馴染みの、若林哲行が務める。 今回解禁されたキービジュアルは、作品タイトルと併せて“踊り出せ!オレの怪獣よ”という村瀬らしい強いメッセージが目を引く仕上がりに。同時に解禁された予告編映像からも、村瀬が挫折や苦悩に襲われながらもひたむきに信じた道を行く、等身大の姿が描かれた作品になっていることが分かる。

STORY

昭和3 2 年、農業青年・村瀬継蔵は北海道から上京。映画「ゴジラ」で特撮の礎を築いた円谷英二監督のいる東宝映画特殊美術部に入社。デザイン画から「立体像にし生き物化させていく」怪獣造形の世界に浸かることになった。そこで誰もが驚く身近な素材を用いたり、独自の手法を披露し若くして一目置かれる存在に。当時は特撮全盛期で過酷な労働環境…心のモチベーションは「我々は子供たちの夢を造っている」。昭和・平成・令和と年号は代わり特撮ブームは終焉し、数少ない作品もC Gがメインの時代となり、村瀬たちが築いてきた「アナログ怪獣造形」の需要は大幅に減少。過去に手がけた作品の裏話をマニアたちに忌憚なく話す日々に喜びと同時に苛立ちも抱いていた。「俺はまだ引退していない、現役だ」。怪獣造り・アナログ特撮映画への熱量はまだ高いままだった。そして82歳…約半世紀前に自分で書いた「神筆」という怪獣物語を、未経験の監督として映画化することでアナログ特撮の技術を後進に伝えていく使命に駆られ1人動き始める。そこから自信を持ったり失くしたり…思春期の少年のように「挫折」「苦悩」に悩まされながら信じた道を走り続けた男の、80歳代で迎えた青春ドキュメンタリー作品である。

怪獣と老人
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