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タナトス

絶望の淵から這い上がる男たちの熱い闘いを描いた青春ボクシング巨編 伝説のチャンピオン竹原慎二原案の人気コミックが遂に映画化!

【出演】

徳山秀典 佐藤祐基 古川雄大 大口兼悟
渋川清彦 大嶋宏成 斉藤一平 白石朋也
秋本奈緒美 升毅 梅沢富美男
特別出演:竹原慎二 ガッツ石松 輪島功一 レパード玉熊 佐藤修 薬師寺保栄

【スタッフ】

監督:川野浩司 原作:新堂冬樹 主題歌:三人サイトー
脚本:蒲田幸成(『ビートロック☆ラブ』『書の道』)
原作:新堂冬樹「ギャングスタ」(徳間文庫刊)
主題歌:「今だけ人生ロックンロール」三人サイトー
制作・配給協力:アフロディーテ
ギャングスタ製作委員会:ポニーキャニオン/Thanks Lab.
宣伝:ユナイテッド エンタテインメント
配給:Thanks Lab.
© 2011ギャングスタ製作委員会
2010年/日本/87分/HD/ステレオ

暴走族同士のケンカの助っ人として、その日暮らしの生活費を稼ぐ、孤独な不良少年・リク。いつものようにケンカに加勢していた彼は、偶然にも「西田ボクシングジム」所属のアマチュア・ボクサー、棚夫木と出会ってしまう。たった一発のパンチで、腕に自信のあったリクを倒してしまう棚夫木は、プロとして将来を有望視されながら、脳に障害を持つ理由から、日本でのボクサー生命を絶たなければならなかったのだ。初めてケンカに負けた悔しさから、「西田ボクシングジム」の門を叩き、持ち前の“攻撃本能=タナトス”からボクサーとしての才能を開花させていくリク。一方、ジム会長の勧めから、メキシコでの再起を懸けたプロデビューを目指す棚夫木。目指す道は違っても、拳で未来をつかみ取ろうとする意味でライバルとなった、2人の想いが激しくぶつかり合う!

3年がかりのプロジェクトである本作の主人公・リクを演じるのは、ドラマ「さくら心中」、『BADBOYS』のほか、ミュージシャンとしても活躍する徳山秀典。ボクシング経験者である彼は、撮影前の過酷なトレーニングで見事な肉体美を作り上げただけでなく、クライマックスには“ボクシングの聖地”である後楽園ホールに立ち、息を呑むほどの死闘を繰り広げる。そのなりきりぶりに、原案の竹原も「肉体作りも含め、チャンピオンの素質がある」と太鼓判を押すほどだ。

また、ライバルとなる棚夫木には、『少年メリケンサック』の佐藤祐基。「仮面ライダーカブト」以来、じつに4年半ぶりとなる2人の競演にも注目だ。ほかにも、『20世紀少年』シリーズの平愛梨、『BECK』の古川雄大 、『クローズZEROⅡ』の大口兼悟など、旬の若手俳優たちが共演。彼らをサポートするのが、渋川清彦、升毅、梅沢富美男、秋本奈緒美などのベテラン陣。そして、竹原のほか、ガッツ石松、輪島功一、薬師寺保栄らの歴代チャンピオンたちがゲスト出演しているのも見逃せない。監督・脚本・編集は『ガチバン』『デコトラ・ギャル 奈美』『静かなるドン 新章』などのエンタテイメント作品を次々に手がけ、“ポスト三池崇史”として業界注目の新進気鋭・城定秀夫。


 山下智久主演『あしたのジョー』や市原隼人主演『BOX!』、さらに続編の製作が決定したマーク・ウォールバーグ主演『ザ・ファイター』など、世界でボクシング映画が注目を集める中、次世代の日本映画界を支える若手俳優陣×新鋭監督によるコラボが実現。ここに男たちの熱くて切ない、青春ヒューマン・ドラマが誕生した!!



ケンカが強く、いつも相手を秒殺してきたリクこと、藤原陸(徳山秀典)。孤独で自閉症ぎみな彼は、人に触られることが嫌いな、まるで狂犬のような青年だった。暴走族・風神から助っ人の仕事を雇われ、マンガ喫茶で寝泊まりをする毎日。幼いときに、暴力を奮う父親に続き、母親も彼の元を去っていた。居場所がなければ、孤独に生きればいい。金がないなら、自らの拳で稼げばいい――それが愛を知らないリク流の生き方だったのだ。


 ある日、リクは天才ボクサーと呼ばれながらも、プロテスト受験時に先天的な脳の障害が発見され、プロボクサーの道が閉ざされた棚夫木克海(佐藤祐基)と出会う。あるトラブルから棚夫木にケンカを仕掛けるリクだったが、彼の拳は一発も棚夫木をかすることなく、逆に棚夫木のボディブローを一発受けてノックアウトされてしまう。後日、リクは棚夫木にリベンジするため、彼が所属する「西田ボクシングジム」にケンカを売りに行く。棚夫木不在のため、リクの相手を現役プロボクサー、メガトン山本(渋川清彦)が務めるが、そこでリクはボクシングの洗礼を受けることに。初めて自分の弱さに気付いたリクだが、彼と拳を合わせた山本は、彼に“タナトス(人間の攻撃本能)”の匂いを感じ、ボクサーとしての才能が眠っていることを見抜く。その後、風神のメンバーからも見放され、身も心もボロボロになったリクの前に、棚夫木が現れる。彼はリクを誘い、メガトン山本の試合に連れて行くが、試合会場でリクが間の当たりにしたのは、自分に弱さを教えた山本が呆気なく負ける姿だった。その衝撃以来、リクはボクシングの世界に足を踏み入れていく。


「西田ボクシングジム」での日常は、それまで孤独だったリクにとって、なにもかも目新しかった。彼を慕うジム仲間の宮本(古川雄大)や千尋(平愛梨)など、そこには人との出会いという、過去に感じたことのない温もりがあった。そんなとき、ジム内では西田会長(升毅)が日本でプロデビューできない棚夫木を、メキシコでデビューさせようと画策していた。そこには母親(秋本奈緒美)のために金を稼ぎたい、という棚夫木の強い想いもあったが、脳に爆弾を持った彼の命は危険に侵される。それを察したリクや山本らは棚夫木を止め、彼らは西田ジムを追放されてしまう。やっと見つけた居場所すらなくなってしまったリクだったが、そこに待っていたのは孤独ではなかった。引退後はラーメン屋を経営する山本や、リクが働くマッハ運送の社長(梅沢富美男)らの協力により、「メガトンボクシングジム」が発足したのである。


 やがて、プロテストに合格し、東日本新人王ウエルター級王者を目指すことになるリク。一方、棚夫木は事件以来、ボクサーとしての道を捨て、サラリーマンとして懸命に働いていた。そして迎えた、決勝戦当日。リクの相手となるのは、風神のメンバーから鑑別所を経て、「西田ボクシングジム」所属のボクサーとして大躍進していた、須藤(大口兼悟)。

 拳で未来をつかみ取る、熱い男たちの運命のゴングが鳴った…。


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