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私の胸の思い出

 

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■INTRODUCTION■
昨年春、香港で公開された『私の胸の思い出』は、OLを中心とした若い女性たちの熱い支持を受け、メガヒットを放った。
原作は、香港の女流作家・西西の有名小説 「哀悼乳房」。劇中にも登場するこの小説には、89年に自ら乳がんを患った西西の体験と彼女が調査した医学的資料が併せて綴られており、多くの女性に自分の身体を見つめ直してほしいという啓蒙が込められている。
本作のプロデューサーは監督としてもお馴染みのジョニー・トー。2001年に「哀悼乳房」の映画化権を買い、かねてから監督デビューを希望していたフィルム・エディターのロー・ウィンチョウにメガホンを預け、自らはプロデューサーにまわった。
原題の「天生一對(2BECOME1)」は、生まれながらの伴侶、2つで1つの意味。一生一緒だと思っていた乳房を失うビンゴの心情や絶望の淵からはい上がるビンゴと彼女を支えるヴィの関係など複数の意味合いをもつ感慨深いタイトルである。

そのヒロイン、ビンゴを演じたのが、ミリアム・ヨン。日本での認知度は高くないが、香港では有名歌手あるいはコメディエンヌといえば必ず名前があがるトップスターである。飾らない性格と地元出身の元看護師という経歴もあり非常に人気がある。演技への真摯な取り組みでも知られ、本作でも男性である監督が理解しづらい部分をフォロー。シリアス演技と持ち前のコメディセンスを融合させ、病に立ち向かうビンゴの心情とキャラクターを構築していった。
精神科医ヴィ役のリッチー・レンも有名歌手&俳優として必ず名前があがるトップスター。
自らの人柄のよさそのままの好感度の高いキャラクターを得意とする彼は、女優をたてる演技にも長けており、本作でも心地よい理想の男性像を演じきっている。
その他、中国ミュージックシーンに久々に登場した大型新人ジャスティン・ローや、ジョニー・トー監督作品でお馴染みの面々が脇役に顔を揃えた。
 
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■STORY■
広告会社に勤めるキャリアウーマンのビンゴ(ミリアム・ヨン)は、ある晩、バーで知り合った精神科医のヴィ(リッチー・レン)に乳房に“しこり”があると指摘される。その後、医師から乳がんと診断され、大きなショックを受ける。それ以来彼女の生活は大きく変わり始めた・・・。 仕事に恋愛に人生を楽しんでいたビンゴにとって、医師からの突然の宣告をなかなか受け入れることができない。ヴィはそんな彼女を優しく見守り支える・・・。
 

監督:ロー・ウィンチョウ
出演:ミリアム・ヨン、リッチー・レン 他
原案:西西著『哀悼乳房』
製作:ジョニー・トー
配給・宣伝:ユナイテッド エンタテインメント
2006/香港/98分/カラー/ビスタ/ドルビーSRD/原題:天性一對・2become1/字幕翻訳:鈴木真理子
(c)Media Asia Films(BVI)Itd
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