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『魚介類 山岡マイコ』10/26いとうせいこう×梶野監督トークバトル

2011.11.2(WED)


【イベント概要】

『魚介類 山岡マイコ』いとうせいこう×梶野監督トークバトル

【日時】10月26日(水)21:30~22:00

【場所】シネ・リーブル池袋

【登壇者】いとうせいこうさん、梶野竜太郎監督

 

いとうせいこうさん(以下、いとう):いつまでも中学病が治らない!ホントにいつまでも、こんな風に女の子を撮ってるな。

 

梶野監督(以下、監督):そうです。それが、今日レディースデーなのにこの男率、って考えるとそういう風に評価していただいている方に見にきて頂いているのかなと。

 

いとう:目線だよね。この作品、野獣みたいな目線ではないじゃないですか。女の子を見る目線ね。女の子が・・・セクシーとはまた違うし・・・これが萌ですか?

 

監督:キュートなんですよ。

 

いとう:梶野のキュートとはどういうことなの?観てればそのヌメっとした感じはほぼわかるわけよ。

 

監督:ヌメっていうか、観てるだけで答えを出したくない。やっぱり妄想を楽しんで、可愛さをぎりぎりのところでキープしたい。あとは自分で想像して可愛くしていったら良い。それと、半分は芝居をさせて、あとの半分は素の演技をさせたい。そうするとその子がそのまま活きる。

 

いとう:梶野以外にこういうタッチをやってる人っているの?

 

監督:あんまり見たことないですね。いろんな映画はありますけどね。芝居させるっていうことはみんなしてるんですけど、ドラマやDVDじゃなくて映像特典として、カメラまわってない時の、かわいい感じのやつを物語の中につっこんでっていうのはあんまり好きじゃないので・・・演技と素の姿の両方欲しいんです!

 

いとう:そのかわいさっていうのはさ、女子高生のさ、ちょっとミニなタイプのスカートとか履いたり、濡れてたりして、そういうアピールははずさないわけでしょ。

 

監督:生活の中で必ず、ずぶ濡れになっちゃう女子高生っているでしょ。

 

いとう:知らないよ!!生活ってなんだよ(笑)

 

監督:汗をかいたりとか。そういうところに男はドキッとしちゃうんですよ。そこがやっぱり、はずせないですね。

 

いとう:そういえば次回作はどうなの?どうせまた中学生のような、変なことしてる映画でしょ!梶野が好き放題やる“大丈夫か?映画”中学生視点から撮ってるんでしょ。

 

監督:”中学生視点“!それ最高の褒め言葉ですよ!まあ、中学生の映画です。それなのに、キネマ旬報の映画評で星4つ取っちゃいましたよ!!

 

いとう:それ書いてるの中学生だよ!中学生同士の文通だよ!(笑)中学生要素を忘れない人ね。僕は普段中学生らしい要素がないからさ!梶野はどこにそんなこだわってんのかなって。でも梶野がこんなの撮りました、って聞くと、世の中にはそっちの視点があるんだなって、なんとなくぼんやりわかるじゃないですか。で、自分も感じている、この中学生っぽいこのキラキラは俺は“ぬめり”と呼んでいるんだけど、単にドライに女の子達が活躍しているだけじゃなくて、どこか湿気もあるわけよ。

 

監督:真の女の子の姿じゃないですよ。女の子達だって、もっと実はクールでドライ。僕らの年齢の目指しているアイドル像ってこうなんですよ。

 

いとう:なるほど!どうやってオーディションしてんの?

 

監督:してないです。実際に会って、仕事のオファーをもらって お話させてもらったり、撮影の現場に行かせてもらったり何度か会って、目を見ちゃうんで、どんなにかわいくてスタイルがよくてもやりたくない目をしている子はいやなんですよ。目が、グラビアもやりたいけど、芝居もやりたいんです!っていう目になっていないと、撮ってても良いものが撮れないんですよね。

 

いとう:なるほどね。

 

監督:それにキャスティングして初めて脚本書くんですよ。

 

いとう:そうなんだ!あて書きみたいなもんだ!

 

監督:そうですね。脚本できてから、事務所に持って行きました。佐武さんとか、高見さんがNGだったら、全然話しが変わってますね。

 

いとう:梶野の好みってあるの?

 

監督:ありますよ。でもキャラクターにあってれば良いかなって思いますけどね。

 

いとう:そうなの?なんかうるさそうじゃない。

 

監督:確かに、撮っててその子を可愛いっと思えなかったら撮れないですよね。

 

いとう:そらそうだよな!ほんと良い職業についたよな!

 

監督:そうですよね。DVDを買いあさってる謎の人でしたよね。(笑)

 

いとう:買いあさってるのはまだやってるの?

 

 

監督:やってますね。カミさんも理解してくれていて、DVDのラッ クを作ってくれたりするんですよね。

 

 

いとう:ホントによかったね。俺は梶野を定期的に見とかないと ね。梶野は可笑しいぞ!ってね。

 

 

監督:ホントにそうですよ。誰かに言ってもらわないと、止まらな いですからね。

 

 

いとう:俺はおまえは中学生だぞ!って言い続けるからな!    (笑)そしてまた新しい気持ちになって次に活かして貰えるからな。また何年かしたらな!

 

 

監督:今日のトークを、“トークバトル”ってしてるんですけど、一方的に殴られ終わっちゃいましたね。(笑)

 

 

 

 

**********************************************

まだまだ沢山、お話をして下さっていましたが、トーク中より、一部取り上げました!会場はお二人のトークに盛り上がり、とても楽しいトークバトル?!となりました!

 

 
 
10月22日(土)よりシネ・リーブル池袋にて
公開中!!



■STORY■
 
ある日、静かな海から制服に身を包んだ女のコが、砂浜に上がってきた。彼女の名は、山岡マイコ。キュートなルックスで、ネコのぬいぐるみが手放せない、ちょっぴり天燃キャラの彼女は、なんと女子高生の魚だった…!? 常に体を水で濡らしているマイペースのマイコと、彼女の第一発見者で心配性すぎる鴨子。奇妙な共同生活を始めた2人の前に現れるのは、淡い恋心が芽生えるナルシストのカリスマ美容師に、なんでも知ってるアヤしいカウンセラー。そして、マイコを調理したいと切に願う、世界の料理人たち。彼女の身に絶体絶命のピンチが迫ったとき――それは彼女が“出世魚”として覚醒する瞬間だった!?



 
[出演]
佐武宇綺
高見こころ 松下美保 加藤沙耶香  下村尊則
岡本信彦 吹原幸太 竹岡常吉 最所裕樹 増田赤カブト 菊地亜美
[スタッフ]
監督・脚本:梶野竜太郎
制作:メディア・マジック・パブリッシング  協賛:エスグロー
製作:山岡マイコ製作委員会  配給・宣伝:ユナイテッド エンタテイメント
2011年/日本/82分/カラー/HD
(c)2011山岡マイコ製作委員会

  

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