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映画『ケアニン~こころに咲く花~』追加キャスト発表!

2017年の劇場公開後、今なお各地の劇場で公開され、上映会は国内外で1,000回を超えて開催され続けている映画「ケアニン〜あなたでよかった〜」。その続編のタイトルが、「ケアニン〜こころに咲く花〜」に決定、再び同じスタッフとメインキャストにより撮影が開始され、同時に追加キャストも発表された。
追加キャストには、主演の戸塚純貴演じる大森圭が働く特別養護老人ホーム(特養)に入所する認知症の老婦人・美重子役に島かおり、その夫・達郎役には綿引勝彦が発表された。夫唱婦随で生きてきた50年間の夫婦役をベテランが演じることになった。またこの特養の理事長・孝太朗役は小野寺昭が演じることも併せて発表された。
また前作、映画『ケアニン~あなたでよかった~』(17)やそのスピンオフ作品である『ピア~まちをつなぐもの~』(19)でも重要な役を演じた松本若菜が、前作同様大森圭の先輩役として登場する。さらにその二人が働いていた小規模介護施設の社長役の小市慢太郎と、『ピア』の主演で在宅医療に目覚める若き医師を演じた細田善彦も友情出演で登場するなど、前作から見ている観客には、それぞれが成長した役柄で出演するのも、シリーズ作品として楽しめる要素となるであろう。
尚、今回のタイトルについた「こころに咲く花」は、介護施設の利用者やその家族、現場の介護職や管理職など、介護に関わっている方々の心の中にそれぞれの花(希望、未来、思い出など)を咲かせて欲しい、という願いが込められている。

 

<ストーリー>
ケアニンの仕事を追求すべく、小規模施設から大型の特別養護老人ホームに転職した介護福祉士の大森圭。しかし、「多くの利用者に対応するため」という目的の元に、効率やリスク管理を優先する運営方法に、大きな戸惑いを隠せないでいた。そんな中、認知症の老婦人・美重子が入所してくる。美重子を自宅で介護してきた夫の達郎は、施設を信用できず、担当の圭にも厳しくあたる。それでも、友人の美容師を施設に呼んで美容サロンを開催するなど、美重子や利用者のために奔走する圭。しかし、その行動も職場のチームワークを乱していると上司や理事長から叱責されてしまう。そんな折、圭は達郎のある「願い」を知ることになる―。
本作は、様々な介護施設に協力をいただき、介護現場への取材を重ね書き下ろしたオリジナルストーリー。2020年春から順次全国公開の予定。